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■総合商社 |
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電子・電機・半導体商社 |
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電子・電機・半導体商社の中で強いのは、総合電機メーカー系列である。日立製作所系の商社は、日製産業。エレクトロニクス商品を主軸としており、システム製品の販売には顕著な数字を残している。世界的な半導体市況の下落を受けて半導体部門は不振だが、情報システム部門が好調なこともあって、まずまずの業績を残している。日立グループ以外との取引拡大が今後の課題のようである。 NEC系の半導体商社をあげるならリョーサンと三信電気になる。前者はNEC製品が7割を占め、台湾、フィリピン、シンガポールなど海外にも積極的に進出している。後者の最大の顧客は任天堂。“ドルフィン”発売でどこまで盛り返すか、といったところだろう。三菱電機系の商社では、半導体の菱洋エレクトロ、菱電商事、カナデンなどがあげられる。 異色の商社では、半導体関連商社の最大手の東京エレクトロン。世界的なパソコン需要の伸び悩みや半導体不況のために業績の伸びは小休止といった感じだが、半導体製造装置においては高水準を維持している。また、カンパニー制度を導入するなど、現状打破への布石も着々と打たれているようだ。 |
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