2.面接のフレームワーク
面接はこんな形で決まっている
(1)"あなたはどんな人?"(自己PR)
 
この質問は「一緒に気持ちよく働ける人間かどうか」を知るためのものです。
組織である以上、一緒に仕事をする上で相手の性格を把握する事は欠かせない!
 
この質問で陥るパターン
  自分が理想とする人物像と今の自分を重ね合わせ、虚偽の自分像を語ってしまう。
しかし、百戦錬磨の面接官にしてみれば、この発言をあさっり見破り、
 
自分を知らない学生??と感じ
 
自己分析できていない学生!?と分かり
 
真面目に就職活動をしていない学生だ!!と判断され
 
信用できない学生=不採用の運びとなる。

  また、入社後の人物像を推測するため、面接官は学生時代の過ごし方を聞きます。そして、自己PRから語られた自己像と一致しているかを確認していきます。
だから、ここで自分像とあまりに現実離れした事を話さないように要注意!

(2)"大学時代に一生懸命にやったことは?"
 
この質問は「大学時代に何に打ち込み、それを得て人間的にどう成長し、今後にどう生かせるのか」を知るためのものです。
 
ポイント
  これは(1)自己PRのネタとしても使えるので、話すだけでなく書けるようにもしておくと安心です。具体的なエピソードを盛り込みながら答えましょう。

(3)"なぜ当社を志望するのか?"(志望動機)
 
この質問は、利益追求を目的としている集団である会社が「利益を生み、会社に貢献してくれる人かどうか」を知るためのものです。
同じ理由及び志望の度合いを判断するために、モチベーションの高さを測るのも当たり前の話。それらを知りたいが為に人事担当者はこのことを聞いてきます。
 
この質問でしっかり答えられないと…
  君の業界研究や企業研究の甘さをさらけ出すことになります。
第一段階の自己PRでまじめ・努力家との好印象を与えることができても、それは嘘だったと自分で証明してしまいかねません。つまり、就職活動をいい加減に考えている人物との評価をされてしまうのです。業界研究・企業研究を甘く考えず、活動しながらもしっかり続けていって下さい。

そして極めつけが
(4) "当社で何がしたいか?"
 
この質問は「自分と企業を良く把握できているか?」を知るためのものです。
言い換えると「企業にどんな仕事があって、君に何ができるか?」ということを聞いています。
つまり、(1)自己PR(2)志望動機(業界・企業研究)の総まとめ的質問です。
  このように4つの質問には、切っても切れない相互関係が成り立っています。
これらの質問を通して、君たちの目指す将来ビジョンを問うことにより、君たちの
自己実現力を評価していく場が「面接」です。
面接時の返答のポイント
  面接官の質問には必ず意味があります。
深読みせずに、以下のことを常に念頭において返答しましょう。
・会話のキャッチボール(コミュニケーション)を心がける
・気楽な学生気分は捨てて社会人として、就職という意識を持つ
・話に一貫性を持たせる
・理論的に簡潔明瞭に述べる
・熱意と意欲を伝える
・自分の考えを自分の言葉で話す
  試験ですから、あがって当たり前!と開き直ることが大切です。緊張しているのは周りの人も同じなのです。他の人の発言も気になるところですが、他人を気にしすぎて自滅しないように、自分らしいオリジナルな部分を大切に。あくまでも「自分は自分」という強い姿勢を持って、周囲の雰囲気に飲み込まれないように!
あまり悩まず答える前に一呼吸おいて、落ち着いて話すことを心がけてみて下さい。
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最後に・・・