1.就職活動カレンダー
既に、活動時期に突入しているはずなんだけど!君たちの準備はOKなのかな?


就職活動の基本的な仕組み
  初めての経験に戸惑いがちな就職活動。思わぬ手違いや勘違いをして、あとで泣くことがないよう、ここで行動の手順と全体のプロセスをしっかり把握して行動しましょう。就職活動の最短距離を突き抜けるため、この章をしっかり読んでください。
就職活動カレンダー
2月頃  企業エントリー(資料請求)と履歴書、エントリーシートの作成
  活動の第一歩は企業へのエントリーだ。早い企業では、11月頃からエントリー(資料請求)を受け付けているが、まだまだこれからの企業も多い。
過去においてもエントリー数の多さが内定率に比例している通り、数の多さが職種・業界・企業研究の幅を君自身に与えることになります。自己分析と企業研究の結果を基に考えた自己PR・志望動機を、履歴書やエントリーシートにまとめます。特にエントリーシートは事実上、第1次選考となることが多いため、何度も書いて練習してから記入してください。
2月〜3月  合同企業説明会、セミナー参加
  就職情報会社主催の合同会社説明会、企業単独のセミナーが始まります。合同会社説明会は予約は不要ですが、企業単独の場合は予約が必要なケースがほとんどです!企業の指定する方法で参加申込みをしましょう。会社説明会が集中する時期でもあり、スケジュール管理は必須。
今後のためにも就職ノートを作り、優先順位を決めてダブルブッキングなどがないよう、できるだけ効率的に回れるようにしましょう。
2月〜5月  OB・OG訪問
  志望企業にこだわらずにチャンスを作ってOB・OG訪問をできるだけ行いましょう。現場で働く人の生の声を集め、実際の仕事内容や待遇、毎日の生活等について詳しくリサーチしておくと、君たちの仕事観や職種に対する知識も一気に増大し、企業から見て頼もしい人材に成長するのは間違いありません。また入社後のミスマッチ(イメージと現実の差)を防げるばかりか、採用試験の内容(筆記試験、面接等)について、アドバイスがもらえる可能性も大です!?
3月〜5月  筆記試験・適性検査
  企業によって試験の内容は異なりますが、傾向としては「一般常識」「SPI」「小論文」等の能力検査と、性格適性検査を実施している企業が多いですね。試験の形態、出題傾向などについて事前に情報収集を行い、模擬問題を解いておくと本番でも慌てずに取り組むことができますよ。市販の模擬テスト、
問題集等を活用してください。
3月〜6月頃  面接
  早い企業では2月中に面接をおこなっている場合もありますが、3月から本格的になりますから改めて自分の考えをノートなどに書いて整理しておきましょう。この時期までに、集団面接・個人面接・グループディスカッションなど様々なケースを想定し、家族や友人を利用してシミュレーションしておくとよいでしょう。
4月〜7月頃  内定
  内定、内々定の時期は企業ごとに異なりますが、早い時期では4月、集中するのは5月のゴールデンウィーク前から後にかけて内定が出てきます。いきなり内定承諾書にサインさせられるケースもあるので、その気構えだけはしておきましょう。複数内定も当たり前の時代ですから内内定の企業の呼びかけには素早く反応し、内定を確保してください。しかし複数内定をもらった段階ですぐどちらの企業を優先するか判断し、手元には常に1社の状態になるようにしましょう。
内定以降
  口約束による内定だけでなく、採用通知書(勤務開始日が記載されている)が送付されたり「誓約書」の提出が求められます。内定先の企業に不安があるなら、内定後も、自分で納得がいくまで就職活動を続けてみるのも自分自身のためになります。内定先の企業のOB・OGを紹介してもらったり、 内定先と同じ業界の企業を研究したり、また新たな業界へ挑戦してもかまいません。自己分析によってやりたい事がはっきりと見えていれば、自分でエンドラインを決めることができるはず。あきらめずにがんばりましょう!!
 
就職活動カレンダー
就職活動とは?
働くってどんなこと?
就職活動ノートを是非作ろう!