3.働くってどんなこと?
職業観の完成が不可欠!
  職業観とは簡単に言えば『自分は将来どんな仕事がしたいか? それはなぜか?』ということ。
これが明確になっていないと就職活動を始めても「自分は本当は何がやりたいのだろう」という壁に突き当たり悩むことになってしまいます。実際に就職活動をしながら、職業観を固めていくのはなかなか困難なもの。時間を見つけて腰を据えてじっくり考えてください。
それが『適職』へたどり着くための最短コースなんです。
端的に言えば「働く」とは「労働」の対価として「利益(賃金)」を得る社会活動のこと!よほど君が大金持ちで、一生働かなくてもいいような環境にいない限り「働く」ことは必要なんですよね。でも、単にお金を稼ぐだけなら「アルバイト」でもOKなんですよね。フリーターという道もあるしね。だったら何のために正社員として働くんだろう?この疑問に君なりの答えをしっかり持っておくことが必要なのです。一方企業側では終身雇用システムの崩壊や実力主義の移行に代表されるように、一企業に就職すれば一生安泰というわけにはいかなくなってきている。さて、どうしよう??
そこで、一度、長い期間にわたって自分の人生とキャリアプラン、そして自分の将来の方向性をも同時に考えて欲しいのです。就職活動についても、まず「自分は何をしたいのか」「何ができるのか」「将来どのようになりたいのか」という意識をしっかり持って挑まないと、目的と手段をはき違えてしまい内定をもらうことが目標にすり替わってしまいます。「やりたいこと」と「できること」と「企業のニーズ」が合わさったところに君の就職先があれば、一生自分を成長させながら、努力が報われながら、企業で実績を積み上げていくことができるでしょう。その為にも、しっかり自分自信に問いかけ答えを見つけることが必要なのです。
しっかり考えるには?
  就職活動が始まると「あんなこと」「こんなこと」と考えることが多くなり、また誰でもいろいろ考えていると思います。(考えていない人は、今すぐにでも考えてね!)でも、なかなか考えがまとまらなかったり、いろいろ考えすぎて訳がわからなくなったりしませんか?ましてや、「第三者に理解できる言葉で!」 なんて・・・・。
そこで、しっかり考える方法として、ノートを使いましょう。考えていることをノートに書いていきます。できるだけ多く箇条書きにするのがよいでしょう。書かれた中身を見ながら、また次の段階へ思考を進めていけば次の段階の意見をまとめるまでの時間がずいぶん短縮されていきます。
基本は、とにかくまとめながら書くのではなく、思いつくまま手を動かし書いていくのが基本です。それを見ながらまとめていく作業をして下さい。
まずは、本音を出して自分と正直に向かい合いましょう。もちろん、まとめた意見は周りの社会人に聞いてもらったり見てもらったりしてアドバイスをもらいましょう。君たちが気づいていない側面からの意見がもらえるかもしれません。その時に社会人になるのに自分に足りない物は何だろうか知ることが可能になり、後々の就職活動の大きな支えになってくれますよ。
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