2.志望動機
エントリーシートにも必ずあるこの項目、事前にしっかりまとめておくことが大切です。
志望動機て言ったってねえ、結局は好きだ から、あるいはヤリガイ がありそうだから、おもしろそう だから、かっこいいし給料も高そう だから、etc・・・何でその仕事なのかってあらたまっていわれても本音の部分ではマコトに困る?それが志望動機。企業は志望動機から、その人の仕事観、目的意識があるかどうか見ていきます。明確にやりたいことも分からないまま、ネームバリューや待遇面などにひかれて応募してないか確認すると言うことです。つまり人事担当者が 志望動機を聞く意味のひとつ目は、君たちの志望の強さ をはかりたいということです。ほんとに入りたい企業なら一生懸命研究するはずです。同時に、君たちの仕事観、きちんとした目的意識があるのかどうか等に目を光らせて確認するのです。これに対抗するには、やはりしっかり業界研究と企業研究を行い、自分の能力とやりたいこととをしっかりすりあわせ、志望動機を作り上げていく必要があるのです。会社パンフレットから抜粋した言葉だけで志望動機を作るようなまねは君自身の評価を下げるだけですよ。


志望動機のフロー
  ●自己分析、業界研究、企業研究をまとめる
 
●なぜこの業界を選んだのか
 業界研究の情報から記入
 
●なぜ、この企業を選んだのか
 同業他社との比較を意識して、志望企業に惹かれたことを書いていく
 OB・OGから情報を得ると良いでしょう。

 
●なぜ、この職種を選んだのか
 自己分析から興味・思考をベースにまとめる
志望動機作成のポイント
 
会社案内やホームページに書いてあることだけからまとめていかない
「やりたいこと」と関連付けて表現する
企業を誉めるのではなく、何がどの様に自分と共感するのかが必要
OB・OG訪問からの情報と結びつけると現実的で説得力が増します
情報収集量が、素直に出てしまうのが志望動機です。研究は多めに!
企業は就社する人物ではなく、就職する人物を求めているのです。そのスタンスを忘れずに記入すること
志望動機がまとまらない
  志望動機は 「なぜその会社、仕事なのか」を自分の能力とビジョンを絡めて表現すること なんです
志望動機は、企業研究の結果を活かすところです。面接でどんなに真面目と一所懸命さをアピールしても、志望動機が不出来だと真面目さ一生懸命さに疑問符が着いてしまいます。
企業を選んだ理由は最初はどうであれ、そこで再度、自分の人生と仕事の関わり方から考えてみてください。「やりたいこと」「興味があること」「できそうなこと」を見つけ、自分を磨いていくために、自分が仕事を通じて社会に貢献していくために、その会社でなければ行けない理由を考えてみてください。志望する度合いを情報量と想いの深さで熱く語れば良いのです。ありきたりな文章しか書けないと言うことは、業界研究と企業研究が足りない証拠なのです。ビジネス雑誌や業界紙を読むことで業界や企業の課題や問題点 、企業のトピックス情報などを知ることができますので参考になりますし、さらに 社会人としてのビジネスセンスも身について君の能力も大きく伸びてきます。そんな時に企業は、周りの学生と比べて成長した君を発見し、内定を出していくのです。実際、ほんのちょっと 人のやらないところまで踏み込んで業界・企業研究をすることで すばらしい志望動機を作ることができるのです。業界や企業のことを雄弁に語れるレベルまで研究して、志望動機を作り上げてください。その会社・業界の抱える問題点や課題を理解し、自分がどのように (問題解決的あるいは利益創出的に)関わっていけるのかを表現できたら最高ですね!
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